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今回は2・3歳の始めたばかりの生徒さんにおすすめのピアノ教本<第二弾>です。

それは「ともだちピアノ あそび編」(ドレミ楽譜出版社)です。「あそび編」から始まり、「A-1」、「A-2」、「A-3」、「B-1…D-3」と続きます。

「あそび編」がすんなりと修了する生徒さんもいれば、少々手こずる生徒さんもいます。進度は人それぞれですが、これが修了した生徒さんはたいていの方が次の段階へすんなりと進んでいます。

そのため親御さんや指導者は「あそび編」の時期にどのように一緒に楽しく出来るか、創意工夫をしながら寄り添って対応が出来るかが重要になってきます。またそれが出来る自由度が高いテキストであるため、こちらのテキストをおすすめします!



電子ピアノやキーボードを購入するとそのデモ演奏の曲集をもらえることがあります。

たいていが有名な曲、どこかで聞いたことがある曲のため、すぐに弾きたい!または子どもにすぐに弾かせたい!という欲望にかられるのですが、残念ながら初心者はなかなか思うように弾けないのが事実です。

そんな時に必要な本がピアノの教本です。
以前から親しまれてきた「バイエル」をはじめ、現在は小さいお子様でも楽しく飽きることなく続けられる工夫がされている教本が数多く出版されています。

その中から今回は1歳から3歳の幼児向けにどのような教本を使用するべきか、第一弾をご紹介していきます。

実はまだ弾かない お耳をきたえよう
生まれてから3歳くらいの幼児はとってもお耳が良いのです!ぜひこの時期にはクラシック音楽、ポピュラー音楽、映画音楽、童謡、などたくさんの音楽を聴かせてあげましょう。その記憶はのちに「弾く」時に必ず役に立つことでしょう。

そこで、幅広く音楽を好きになってもらいたいためにとりあえずはピアノを習わせよう!と決断してくださった親御さんにおすすめなのは『0歳から 童謡カード1集・2集 CD付き/くもん出版』です。CDを聴きながら素朴な絵のカードを見て一緒におうちの方も歌ってあげましょう。まだ上手に歌えないお子様はおもちゃの打楽器を手に持たせて鳴らしながら、歌ってあげましょう。

どうしてもお子様が気乗りしない様子の場合は、そこで決して叱ったりせず、おうちの方が好きな分野の曲を流してあげてください。膝の上にお子様を乗せて一緒にリズムをとりながら楽しく歌えば、お子様の脳裏に「音楽=楽しい」と、焼き付くことでしょう。

では次回から少しずつ「弾く」へ移行していけるピアノ教本をご紹介していきたいと思います。